【第11話】 キミミライDREAM(ワンマン)Story

【夢の日のはじまり。】〜そこでみた景色〜

🚪楽屋口のドアをくぐると…

そこには明らかに前に見たロキシーとは全く違うロキシーに見えました!!

キミミライDREAMのライブ用に準備が整っているわけでもないロキシーなのです。

前に来た時の場所とは別物に見える!!

きっと気持ちが違うんでしょうね♪

みなさんもきっとそうゆう事ってありますよね!

搬入を終えて、「さてと…」…よくありがちですが、、まず何から始めたらいいかわからない😅w

とりあえず。特に意味もなくあたりを見回してみる!

あー、あと数時間後には本当にここでキミミライDREAMのライブをやるんだ✨✨

本当にこの日が来たんだ…

あのステージへ立つんだ…

みんな来てくれるかな…

みんなどんな顔してるかな…

きっと笑顔で、応援してくれるよね…

きっと喜んでくれるはず!!!

1曲1曲丁寧に大事にみんなに伝えよう…

そして……。

今日が最後のステージなんだ。。。

そんなこと考えてたら、ドキドキとワクワクと…

少しだけ寂しくなって……。

でも…それでも!希望しか湧いてこないのです!!!

この日まで やれる事は全てやってきましたから♫

あ💡💡そうだ!そうだ!!

自分達がお客さんだったら正面玄関から入るんだよね!!

ちょっと行ってみよう!!

そう思って5人で正面玄関に回ると、、あれ??

まだ10時過ぎだよね?

運営さんもみんな一緒に来たよね??

なんだこれ???

既に並べられている物販ブース??

既に出来上がった風船のアーチ??

既に壁に吊るされた実写の垂れ幕??

え?いつ?なにこれなにこれ??

どーなってるの???

もしかして昨日がワンマンだったんだっけ??今、夢の中なの???って錯覚するくらいエントランスの準備は今からでもOPEN出来そうなくらい仕上がってます!!!✨

それもそうなんです♫

いちみと、そして一部のきょーーーーーれつなファンの方が前日から準備をしていたのです!!👏

前日は最終リハ🎼やってたよね?

いちみも居たよね?

……いちみは寝ているのか??それとも「どこでもドア」をもっているのか??

いや、最近頭角を現してきたAIロボなのか?

ま、その辺はその時は意外と誰も気づかないもんです!!

感動はするものの、なぜ??と一度沸いた疑問を追いかける事はしませんw

気合の入ったエントランス✨✨これはやるしかないでしょ⤴

と、メンバーのテンションは爆上がりするのでしたw

メンバー・運営・関係者共にひとしきりの興奮を味わったところで、最高のステージへ向けてそれぞれがそれぞれの持ち場で人生で一番頑張った!と言える日にするため、粛々と作業にとりかかわるけです!

なかでも、大変だったのが映像の演出、、、

下調べと準備は出来る事は全部やってきました!!これが駄目だったらこっち。こっちが駄目ならアレ!何個も何個もパターンを用意しました!

ですが、、唯一の不安。。映像と音声は上手く再生できるのか??

実際に繋いでみないと解らないことは当日にしかできない状況の中で、なんと!!

「大当たり!!」ピンポンピンポーン🔊

どちらも上手に再生するには、、こっちがよければこちっはダメ。。こっちを解決するとこっちがムリ。。

予感は見事的中です!!!w

時間を追っていく中、リハはどんどん進んでいき、映像演出を試してる時間がほとんどなくなっていく…💦

一度も成功しない💧💧

これぞトラブル💦

しかし当日限りの技術班(メンバー兄)が救世主となり、変形型の完成形でなんとか本番までに形は間に合ったけど、、ほぼぶっつけ本番!!!w

しかもこんなやり方聞いてなーい😱😱😱

こうゆうの「シビれる」って言うんですね!!!

それぞれの他の場所でもトラブル状態💦💦

ですが、こういった不安材料は主役であるメンバーに気づかれてはいけませんよね!!!

運営や裏方がバタバタしたり困っている姿を見せてしまうと感染してしまうのです!

なぜなら、メンバーには心優しい人しかいないから♥♥♥

余計な心配はさせたくない!!

どのスタッフも必至に不安を隠し

「なにがですか?」

的にふるまっていますが、、実際はどこもかしこも「ハチの巣をつついた様な」状況w

きっとメンバーにバレバレだったよな!!👀

ま、いいじゃないですか!

そんなもんですw

そうこうしているうちに時間というものは残酷に刻まれていくものです。そしていよいよ開演!!!

そういうつもりじゃなかったのですが、、オープニングSEは天が導いたかのように結果的に

「FINAL COUNTDOWN」

からはじまり、

21世紀音楽隊の登場、

そして、いよいよ

「猫の踊り子ミミ」の登場!!!

奇跡の始まりの幕は切って落とされたのでした!!!

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